皆さんは、「アメリカン・ドリーム」と聞いてどう思うでしょうか?
アメリカン・ドリームは決して、単にいくらお金を持っていることでも、大豪邸に住んでいることでもない。
ほとんどの人はアメリカン・ドリームの意味を間違って理解しています。
この記事では、アメリカン・ドリームの本当の意味と、実際に成功した人たちから学べるアメリカン・ドリームを叶えるために間違って「やってはいけないこと」を解説いたします。
- アメリカン・ドリームとは
アメリカン・ドリームはアメリカ合衆国における成功の概念の一つ。均等に与えられる機会を活かし、勤勉と努力によって勝ち取ることの出来るものとされ、その根源は独立宣言書に記された「幸福追求の権利」から由来しています。(Wikipediaより)
- 本の中で「アメリカン・ドリーム」という言葉が作られた
そして時を経て、アメリカの作家であり歴史家でもあるジェームズ・トラスロー・アダムズ(1878-1949)が1931年の著書『ザ・エピック・オブ・アメリカ』で「アメリカン・ドリーム」というフレーズを創られたことによって世の中に広まったのです。
その本の中では、以下のように書かれています。
「アメリカンドリームとは、すべての人にとって人生がより良く、より豊かに、より充実したものになるはずであり、能力や成果に応じてそれぞれに機会が与えられる国という夢である。ヨーロッパの上流階級にとって、この夢を適切に解釈するのは難しいことであり、私たち自身も、この夢に疲れ果て、不信感を抱くようになった人があまりにも多い。自動車や高賃金の夢ではなく、生まれや地位などの偶然に関係なく、男女それぞれが生来持っている能力を最大限に発揮し、他者からその存在を認められるような社会秩序の夢なのです。」
つまり、アメリカでは能力に応じて豊かな生活を実現する機会が誰にでも与えられているとするものであり、単なる経済的な豊かさの達成ではなく人々が生まれつきの能力を活かせる社会ということです。